柊木さんの徒然草

つれづれなるままに、ひぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

Vtuberは「絵畜生」

最近よくtwitterYoutube上においてVtuberを皮肉ったような表現「絵畜生」という言葉が広がりつつあります。この言葉は人気ゲーム実況者うんこちゃんこと加藤純一さんがニコニコ生放送で行った雑談放送で生まれた言葉です。そして現在、この言葉で色々とVtuberファンと衛門(うんこちゃん信者の通称)の間で色々と問題が生じてることは書くまでもありません。
そうした「絵畜生」という言葉、多くのVtuberファンはこの言葉をまるで親でも殺されたかのように思っているかと存じますが、私は別にこれについてはなんにも反論できないと思います。


そもそも現在のVtuberというものはこれまであった既存の生主に絵という皮を被らせたに過ぎません。無論バーチャルYoutuberさながら「バーチャル空間」を用いた既存生主、Youtuberができないような生配信、動画投稿などを行っているのであれば別ではありますが、それは少数派に過ぎません。
現在の大多数のVtuberの活動は雑談放送、ゲーム実況、歌ってみた…etc といった既存生主が行っていた活動となんら変わりません。違う点は映っているものが生身の人間か絵か、というだけです。

自分は絵に惹かれたわけじゃない。中身に惹かれたんだ。
とおっしゃる方もいると思います。
ではもしあなたが推しているVtuberが生身の身体でニコ生をやっていたら…………出会っていましたか?

絵畜生、それはこのようなVtuber界隈を皮肉った言葉です。しかし「絵畜生」という単語はあまり良い表現とは言うことができませんが、この言葉についてムキになっている方々は今一度上記のようなことを考えては如何でしょうか。

2019/12/20
近鉄電車の中で

柊木ふみと